Ryoです。
ライブ配信関連のブログをいくつか書いてて何気にOBSの基本操作について書いてなかったので、今回は僕なりにPC(Macでも大丈夫)を使ったライブ配信のやり方や便利な機能をご紹介します
PCからライブ配信をするには専用の【OBS(Open Broadcaster Software)】というソフトを使います。
すっごく便利で自由度の高く無料で使える素晴らしいソフトなんですが、操作が最初はとっつきづらい。
詳しく解説している記事もネットでたくさんありますが、情報量が多すぎて僕も使い始めた最初の頃は「要はどうすればいいの?」って感じだったので、この記事では詳しい設定方法というよりかはざっくりと設定の流れを説明します。
この記事でわからないことがあれば公式LINE等からご質問いただければ回答しますし、追加で記事を書くかもしれません。
では、具体的な設定方法について解説していきます。
目次
【ライブ配信に必要なOBSの設定】
サーバー&ストリームキー
OBSを立ち上げたメインの画面右下の「設定」を押すと設定画面が出てくるので、左側メニューから「配信」を選択すると下の画面が出てきます。
この設定でOBSとライブ配信の媒体とコネクトすることができます。
YouTubeやTwitterなどは「サービス」欄から選択すれば「サーバー」欄の入力は不要ですが、一覧にないライブ配信サービスの場合は「カスタム」を選択し「サーバー」と「ストリームキー」を各種媒体で調べてここに入力しましょう。
マイク&デスクトップ音声
同じく設定画面の「音声」を選択すると、音声入力の設定ができます。
「デスクトップ音声」はパソコン内の音声をOBSで収録する場合に設定します。
また、「マイク音声」は外部入力の音声なので、オーディオインターフェイスをつなげている場合は「マイク音声」の設定をしてあげましょう。
ソースの追加(Webカメラの映像を表示させる)
「ソース」画面の+ボタンを押すことで、配信画面に表示させるものを どんどん追加していくことができます。
「映像キャプチャデバイス」を追加するとWebカメラの映像を追加できますし画面キャプチャや文字を入れることもできます。
また、同じように「シーン」の+ボタンを押してシーンを追加することによって、設定した画面を配信中に切り替えることもできます。
複数のライブ配信媒体で配信したい場合
複数の媒体で切り替えて配信したい場合はプロファイルを設定します。
プロファイルというのはOBS全体の設定されたデータで、それぞれの配信媒体の設定をあらかじめしたプロファイルを作っておくことによって、毎度設定をいじる必要なく切り替えるだけで設定が読み込まれますので便利です。
設定が終わったら配信開始!
OBSの「配信開始」ボタンを押すと設定されたサーバーにOBSの映像が送られます。
YouTubeLIVEの場合はYouTubeの画面内でも配信開始ボタンを押してあげる必要がありますが、媒体によってはOBSの配信開始ボタンでいきなり配信が始まるものもあるので、その場合はオフの時の顔が間違って移ってしまわないように表情をしっかり作ってからボタンを押しましょう。
【その他PC配信で持っておいて損はないツール】
・iPhoneをWebカメラとして使って映え配信するソフトたち
iPhoneをWebカメラとして使えるソフト「EpocCam」
有料版と無料版がありますが、無料版でも使えます。
ただ無料版では解像度(画面の綺麗さ)などに制限があるので、せっかく画質の良いiPhoneを使って配信するなら有料版(¥720)の購入をおすすめします!
使い方としては非常に簡単で、Wi-FiもしくはUSBでパソコンと接続(USBの方が安定します)してOBSのスクリーンキャプチャの設定からWebカメラと同様に選択できます。
また、次にご紹介するソフトを間に挟むと、Snowのように盛れる配信が可能です!
映えまくりカメラエフェクター「SnapCamera」
こちらのソフトを使うことで、Webカメラの映像にフィルターをかけておしゃれにしたり、顔認識をして肌補正やメイクを付け加えてくれたり、自分を変なキャラクターに変身させることだってできちゃいます!
https://snapcamera.snapchat.com/
英語のソフトですが、直感的に操作できるのでいじってみると面白いことができるかも。
SnapCameraのカメラ設定でWebカメラを読み込んで好きなフィルターをかけて、OBSで表示させたい場合はOBSの設定上で「SnapCamera」を選んであげれば使えます。
・使っててよかったライブ配信用機材
カメラは二つ以上あるとグンと配信クオリティアップ!
引き(全体)と寄り(アップ)の二つ以上のアングルを切り替えるだけで映像の質がテレビ番組みたいにグンと上がります。
僕が配信をするときは画角の広めのiPhoneで全体を映し(広角レンズを僕が持ってないため)、ズームレンズや画角の狭めのレンズを一眼レフに装着しそれぞれのアングルの寄りで撮影してスイッチャーでリアルタイムで切り替えて使っています。
カメラマンがいるなら定点カメラと手持ちカメラを切り替えても面白いです。
Black Magic DesignのATEM miniなどのカメラスイッチャーを使えば複数のカメラを切り替えてまるでテレビ番組のような配信をすることもできます。
リアルライブが出来るようになってもライブ配信の需要は今後どんどん上がっていくことは確実なので、これを期にあなたもライブ配信デビューしてみては?